近年、地球温暖化の影響で記録的な猛暑を記録している。そして、ニュースでは屋外で働く建設現場等の労働者達がインタビューされている。
そして、被害者のように「この暑さは辛いです」等と答えている。そしてコメンテーターも大変ですねと言っている。
まぁ事実ベースとしてこの暑さで外で一日中働くのは大変だろう。
ただ、ここで大変で終わらせず、この状況を子育てに役立てて頂きたい。
そもそも、なぜこの猛暑の中で外で働いているのだろうか、エアコンの効いた涼しい部屋でなぜ働かないのだろうか?暑いなら涼しい部屋で働けばよい。
おそらく大抵の外仕事している人は好きで外仕事をしているわけではない。デスクワークをするという選択肢がないのだ。
それはなぜか。勉強をしてこなかったからだ。
学校も職業も女性も、常に能力の高い人間から選んでいき、能力の低い男性は残りものを選ぶしかないのが資本主義の宿命だ。
勤め人で職業を選ぶための能力とは学力、学歴だ。これは意見ではなく、今の日本の現状だ。大学を卒業していなければ採用試験すら受けられない企業が山ほどある。
じゃあ家庭の経済状況で決まるのかと言えば、そうではない。ほとんどの大学では成績優秀者が学費を免除される制度がある。
なので家庭環境によって、スタート地点は違うにせよ、本人の努力したいで学力や学歴はどうにでもなる。
なので、外で働く理由を分析していくと、本人の努力不足ということになる。努力のしない人間は選択肢が無くなり、きつい仕事をせざるを得なくなる。
不倫がバレて問い詰められている男性を見てかわいそうと思うだろうか?大抵、自業自得と思うだろう。仕事に関しても同じだ。努力してこなかった人間が辛い仕事をするのは当然の話だ。
これを子供にも伝えて頂きたい。
学校の勉強をするもしないも自由だし、宿題をするのもしないのも自由だ。ただ、待っているのは努力した男性の残りものだけだ。
これは、女性関係も同じだ。年収が高い男性、体が引き締まっている男性、容姿に気配りしている男性がモテ、モテる男性から女性を選び、怠惰な男性は残りものを選ぶしかない。むしろ、モテる男性が複数人と付き合えば、モテない男性には残りものすらまわってこない。
綺麗ごとではなく、現実の社会がこのようになっていることを子供に伝えるのが親の役目だと思っている。
人生に正解は無し、時代によって常識や最適解は変わるだろう。なので、親が子供に教えてあげられるのは、現状の社会構造がどのようになっているかではないだろうか。
この現状を知った上で、どうしたいかは子供が決める課題である。
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