タイトルの意味は理解できるだろうか?
最後まで読んで頂ければ理解できると思う。
結婚生活に対し不満を募らせている人は大勢いるだろう。まぁ私もその一人だが。笑
はじめに不満が出てくる原因を分析していこう。
これは結婚生活が基本的に終わりのないものだからであるだろう。つまり緊張感が無くなるのだ。
結婚生活は離婚という選択肢もあるが、逆に離婚を決意した人は、もう不満は無くなるだろう。離婚すれば関係のない人になるから。
緊張感が無くなると相手の行為に感謝しなくなり、さらに要求が高まる。
妻は旦那が生活費を賄うことを当たり前と思うようになり、旦那は妻が家事をすることを当たり前と思うようになる。
こうなったらお互い感謝を忘れ、不満が募るばかりだ。
会社員も結婚生活と同じだ。会社に不満のある会社員は多いだろう。
会社員は、基本的に基本給と長期雇用契約により定年まで終わりのない安定が補償されている。この仕組みにより、給与が貰えて当たり前という感覚となり、会社への感謝を忘れ不満が募る。
会社側も長期雇用契約により、社員がいて当たり前という感覚となり社員への感謝を忘れ、横柄な態度となる。
なので、長期の安定は、緊張感を無くし、不満を募らせる要因となるのだ。
しかし、人間は不安定に耐えられないので、不満があっても安定を取るのだ。
一方で、自営業者や不倫関係はどうだろうか。
自営業者はいつ仕事が無くなるか分からない。長期の安定など補償されていない。低品質なものを提供すればすぐに仕事は無くなるだろう。とてつもない緊張感だ。
そのため、緊張感を持って仕事に取り組む。仕事があることが当たり前でないので、仕事を貰えることに感謝をしながら仕事に取り組める。
そして、不倫関係もこれと同じだ。不倫関係は長期間続くという保証はない。
お互い不満があればすぐに離れることになるだろう。別に嫌な思いをしてまで一緒にいる必要がないからだ。
不倫関係を続けたければ、相手に配慮しなければならない。これは緊張感を生む。
これは、何が正しくて正しくないという話ではなく、安定というのは緊張感を無くし、不満を生むという構造であるという事実だ。
私は自営業者なので、仕事相手に不満は無い。常に仕事があることに感謝しながら仕事をしている。請負契約でいつ終わるか分からない関係なので、私もお客さんも互いに配慮しながら仕事をしている。
不倫相手とも互いに配慮しながら、関係を続けている。
私は、安定していて終わりのない関係が本当に幸せなのかと疑問に思う。
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